拡大してどうぞ
これは今年、2006年1月17日に、三重県にあるツヅラト峠を歩いた記録です。
歩き始めてからおよそ20分、早くもツヅラト峠頂上にたどり着いた僕は5分間その絶景を満喫し、いよいよ世界遺産の石畳を目指します。
ここまでで既に思ったより急な坂道に、前回の記事で記載のなかった(忘れていたわけではないですよ?)足裏のマメが悪化の一途を辿っていました。
上の写真の中州の家並みが帰路になります。
そしてその向こうの海岸線近くに最終目的のJR紀伊長島駅があります。
…けっこうとおいΣ( ̄Д ̄;)
さて、ここがツヅラト峠頂上の様子です。
誰も写ってないのは、ダレもいないからです…
ここまで来るまでも、恐らくここから先も…
ただですね、
不思議なことにこの下の林道に出たあたりで人のざわめきのようなものが聞こえたんですよ。
ざわめきというよりは、明るい感じの話し声みたいな。
なので頂上辺りには人がいるのではと、ちょっと期待したのですけど、
どうやらただの木の葉のこすれる音だったみたいです。
そしてこれが頂上から降りる道への入り口…
…世界遺産へと続く道…
本当にここであってるのか、
さらに5分ほど費やして考え、検証しましたよ…。
普通なら一般の観光客の方が何人かおられるので、
大体その後をついていけばいいわけですからね。
もし間違っても人気がなくなれば気づきますしね。
今回は足が万全ではないこともありますし、
あまり大きく間違えるとすこしばかりつらい状況になりそうですし。
ともあれ、どうもここしか考えられないので下っていきます。
いきなりの段差と急な坂、
右足裏に確実にダメージが…。
そしてところどころにロープが!
タクシーの運転手さんのいってたように紀伊長島方向から登らないでよかったかも知れません。
だって、この先長そうですもの…。
万全な状態ならまだしもこの足で上の写真の海岸からここまで歩くことを考えるとヽ(;´Д`)ノ
さらにこんな道とか…
しばらくこんなのが続きます。
ほんとにこの先に石畳があるのでしょうか?
すごく不安です。
無知って恐ろしいですよね。
暫く先に少し坂が緩くなって上の写真の場所が現れました。
“これが石畳?”
と、混乱するそのときの僕は思ったのですが、
どうみても畳じゃねーだろ!
っていうか、石壁ですよね…。
このときもう一つ思ったのが、
足にマメとこの思考力…、
ここで山賊に襲われたらひとたまりもないかも。
時代が時代ならこんなお気楽な旅は出来てなかったのですね。
で、上の写真の石壁は中世に創られたものだそうです。
遥か昔のものが現在まで保存されている訳ですからね。
この道がとても大切にされてきたことが伺えます。
ツヅラト峠を守る会は最近でしょうから、
その前のから代々、大切にされてきたわけですね。
ここからすこし道が広くなってます。
暫くこんな感じの道が続きます。
しかしここから斜面側を見ると…
木、木に、そして木ですヽ(´ー`)ノ
マイナスイオンたっぷり浴びてる気になります。えへ。
暫く降っていくと、祠が!
この山の神をお祭りしているみたいですね。
無事に駅にたどり着くことをお祈りして先へと進んでいきます。
そしてさらに先になにやら分けのわからないものが…
パンフレットにも特に記載がありません。
どういう用途なのか、さっぱり見当がつきません。
深さも50cmほどなので防壁にもなりそうにないですし、
風除けにもなりそうにないです。
案内板もないし…(^-^;;
どのくらい歩いたでしょうか、
頂上からおよそ30分かと思われます。
ついに世界遺産がその姿を見せます。
もう右足のマメは潰れてしまってますが、
それ以外は特に身体に異常はありません。
まあ、距離が大したことないですしね。
10世紀頃、民衆の手で少しずつ築かれた石道です。
今は昼過ぎですが、
朝方に来るともっとよい感じになるのではないでしょうか。
最初に現れるのは、
石畳というよりは石の階段という感じの道ですね。
おお?凄く石畳っぽいですね。
でも勾配はかなり急です(^-^;;
さらに続きます。
下のがお気に入りの写真です。
現在携帯の待ち受けになってます(*'-')
振り返ってみました。
まさに石畳。
そして…
終点です。
だれもいない、全くの独りなのがかえってよかったです。
十二分に満喫することが出来ました。
そして案内板が。
終点には小さな川が流れてます。
そこを渡るのですけどそれもまたすごいものが…
川の向こうには階段。
渡る途中で上を見ると、
そして下(足元)を向いてみます。
もはや橋でもなーい!
おかげでとても雰囲気があります。
階段を上がるとこんな感じです。
遂に、この旅もすべての予定が終了しました。
あとはこの道を駅目指して歩いていきます。
足裏がズキズキと痛みます。
暫く歩くと、頂上から見えた中州へと出ます。
この辺りからちらほらと人を見かけるようになりました。
写真をとってなかったのですが途中、階段畑跡地などもあります。
そして、
かこーん
なんでしょう?ここ。
花広場って、花ないんですけど…(^-^;;
そしてパンフレットにもあった、めだかの分校。
本校もあるのでしょうか?
季節が夏なら虫が大量発生しそうな感じでした。
案内板に沿って歩きます。
4,000mとか書いてる道しるべを頼りに進みます。
もう…右足裏、とても痛いのですけど…
結構歩きましたがやっと国道422号と思われる道へとたどり着きました。
でもまだ海は見えません。
しかも車もちらほら横を通過するようになりましたが、
観光地にあってここには歩道がないのです。
狭い道路で歩道がないのはちょっと危険な感じですけど。
実際、ダンプが通過するときは僕が道を外れて横に避けないと通れないですし(^-^;;
暫く歩くとやっとバス停が見えてきます。
後はこのバスに乗れば駅まで連れて行ってくれるはず。
…乗れば確かに連れて行ってくれそうでしたが、
案の定、次の停車までまだ1時間あるみたい…。
歩いて帰ることにしました。
バス停の場所から今来た大きめの道(国道422号)とT字に分かれた道があるのですが、
バス停の反対側にある道しるべには、
どうみても山の方向に伸びているようにしか見えない分かれた道を勧めています。
両方の道とも、川に沿って続いているのですけど、
勧められている道の横の川はどう見ても支流で、
バス停付近で合流しているということは、
そこから進むと川を遡っていくわけです。
しかも海のある道路右側は小高い山がありますし。
どう考えても違う気が…
とはいえ、道しるべがウソを示す必要はないわけで、
大体僕は素人ですし、ドッキリなわけないので、
半信半疑でとにかく進んでいきます。
上が暫く進んだとき撮った写真ですけど、
右方向が海なわけです。
でも道はどうみても左にカーブしてますよね(^-^;;
しかし上の写真に更なる道しるべが!
赤丸で囲ったところです。
近づいてみると…
この道の先ではなく、右方向を示しています。
ええー!?
ええー???
さらに、ええー!?
ここ?ここいくのか?
本日3回目の意味なく笑いが…
おそるべし、紀伊の国。
ということは、この小高い丘を越えるのか…
足痛いのにー。Σ( ̄Д ̄;)
進みます。
怪しくなってきます。
先には上り口らしき坂が!
さらに怪しく。
で、結局また山登りです(^-^;;
低い丘頂上付近。
この後、民家のある景色へと降っていきます。
こうして、思わぬ最後の試練に打ち勝った僕は、
残り1,500mを歩ききり、
無事JR紀伊長島駅へと辿り着いたのでした。
15時頃の到着、ツヅラト峠総時間およそ3時間30分くらい。
ほぼパンフレット通りになりました。
情けない(^-^;;
もう歳なのかな…。
以上で今回の旅はおしまいです。
またそのうち、前々回の原付の旅、
“五段滝”でもご紹介したいと思います。
最近のコメント